開かない蓋を開けるのを楽しんでたら世界が爆発した
皆さん、蓋が開かないことってありませんか?
ジャムの瓶、塗り薬の蓋、パンドラの箱の蓋などのことです。
私は、麦茶入れのポットを熱湯が入ったまま蓋をしてしまい、開かなくなりました。
さらに熱湯をかければ開くかな?と思って再び熱湯をかけるも、蓋は開きません。
何分も蓋と葛藤しているうちに飽きてしまいました。「この葛藤が楽しめれば良いのに・・・」
そこで「この蓋が開けば世界を救えることにすれば良い」ということを思いつきました。
これは⤵︎の魔王と、妹を救いたい勇者の話です
魔王「勇者よ、よく来たな。世界を爆発させて欲しくなければ、この箱を開けて妹を救い出せ。30分以内に開けなければ、妹も世界もこっぱみじんにするぞ。ハッハッハ」
勇者「なら鍵を渡せ!それで開ける!」
魔王「仕方ないな」
そう言って魔王が手渡してきたのは
ヘアピンでした。
「お兄ちゃん助けて!」
そう言って見つめる美少女は私の妹、お茶々(ポットの中のティーパック)。
勇者「今助けてやるからな!」
必死に蓋を開けようとガリガリするも、開きません。気づいたら30分たっており・・・
↑のように世界(地球)は爆発してしまいました。
妹も勇者も魔王も、消えてしまいました。
残ったのは開かない蓋と、封印されたティーパック、それを見つめる不気味なガイコツのみ。
不気味なガイコツこと、桃田ももか(私です)は、今度のゴミの日に、麦茶のティーポットを捨てる予定です。